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2008年12月11日 (木)

日本語ドメインが抱える問題点

日本語ドメインとはいわゆる国際化ドメイン名・多言語ドメインと呼ばれるものの1つである。

2003年から利用開始され早5年目なわけだがこの日本語ドメイン、正直あまり普及しているとは言えない。

URLに含まれている文字列は検索エンジンにとってサーチの対象なのでキーワードを直接URLにできるというのは一見するとSEO・SEM的観点からはかなり魅力的ではあるが、普及しない原因はそれ以上にデメリットが大きいからであろう。

Rikiyが考える日本語ドメインの現状の問題点は、主に下記のようなものだ。

日本語圏以外には非対応である

日本語ドメイン非対応ブラウザが存在する

メールアドレスが使えない

各種サービスが未対応であるケースが多い

日本語圏以外には非対応である

まずは言語依存が当然の問題として挙げられるだろう。

加えて言うならばアクセスするのに有る程度の漢字の知識が必要になるため、事実上年齢制限をすることにもなる。

サイトターゲットが国内であるならば戦略として有効な場合もあるかもしれないが、基本的には「世界中のどこからでもリアルタイムにアクセスできる」というWebそのもののメリットと矛盾するのでやはり避けるべきであろう。

日本語ドメイン非対応ブラウザが存在する

これはある意味時間の問題だが少なくとも現状ではかなり致命的だ。

というのも、各ブラウザの対応状況の詳細については公式サイトにてご確認いただきたいが、IE6以下が非対応なのである。

最新版の7では対応済、6と5についてはプラグインをインストールすることで一応利用可能とはいえ、アップデートに鈍感だったり、こういったプラグインのインストールに抵抗を持っているユーザーは多い。未だ圧倒的シェアを誇る環境でこの制限は壁といえよう。

メールアドレスが使えない

このドメインで発行されたメールアドレスはURL以上に言語依存の問題が大きい。

まぁメールアドレスは必ずしも利用する必要もないのでSEO・SEM的な問題とは直接関わることはないだろうが。

各種サービスが未対応であるケースが多い

最後に、意外と見落としがちだが重要な問題なのがこれだ。

特に商用サイトの場合、広告戦略上各種ポータルサイト、ディレクトリ検索、リスティングなど様々なWebサービスにサイト登録をすることがあると思うが、その際に日本語ドメインだとそれが出来ない可能性がある。

原因はおそらく登録時にURL入力が半角英数でしかできないようになっている、といったシステム上の仕様の問題であろう。

ちなみに昨年末、Rikiyがある案件に関わった際に利用を想定していたポータルサイトに対し本件を問い合わせてみたところ、6件中5件がNGであった。

断言は出来ないが、現時点においては登録できないサービスの方が多い、と考えてよいだろう。

引用元:http://rikiy.jp/report/seo-sem/20080203.html

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